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The 42th Concert 定演の写真は
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ご挨拶             委員長  中野 攻
 今宵は我が混声合唱団「北声会」第42回の演奏会にお越し頂きまして誠に有り難うございます。
 最近「後期高齢者」なる語が横行し、「末期高齢者」などの皮肉まで出ております。その波は非情にも我が「北声会」にも押し寄せて参りました。思えば、「北声会」の前身である「NHK盛岡放送合唱団」の当時から合唱団に所属していた人たちも、そのまま4,50年経って現在も歌っているわけですから、当然のことではあります。
 しかし、何と!この「後期高齢者合唱団?」に、この1,2年の間に、高校生の女子2人と大学生の女子2人、そして20代の女子1人入団したのです。平均年齢で言うと「前期高齢合唱団?」に若返ったのです。我々高齢者も大いに発憤して若さを保つべく努力しているのは勿論です。お蔭様で「歌っている人って、いつまでも若いね」と言ってくれる人が大勢います。皆さんも如何ですか?一緒に歌っていつまでも若さを保ちませんか?

 さて、昨年一部を演奏しましたグノーの「聖チェチーリアの壮厳ミサ曲」を今回は全曲演奏する事になりました。一般募集のお2人と岩手大学の学生さん16人の力を得て、今回は一層重厚で華やかで繊細な演奏ができるものと思います。どうぞご期待下さい。   

 また、昨年好評だった「みんなで歌いましょう」では、「来年は是非ステージで歌いたい」という感想が寄せられました。今回は皆さんの登壇でステージが狭くて困ると言う苦情が出るほどになればと期待しています。このステージを、「北声会の定演に行けばステージで歌える」と言われるように、「北声会」の定番と位置づけ、来年以降はさらに充実した楽しいものにしたいと思っております。来年はどんな歌を歌いたいかアンケートにご記入下さい。

 順序が逆になりました、第2ステージ「二度とない人生だから」の仲の「妻を歌う」では、高齢化に伴って認知症?になった妻を大きな愛情で包み込み、「子供か、神か、仏に近い人となる」と歌い上げます。道端にある、名もない花や虫たちにまで思いやりの心を持って見つめて生きていこうと我々の忘れている心に呼びかけます。
 第一ステージは、皆さんの知っている「わらべ歌」ですご一緒に楽しんでいただければ幸いです。
どうぞ最後までごゆっくりお聴き下さい。そして、今後のご指導とご鞭撻を賜りますよう宜しくお願いいたします。
「二度とない人生」だから        常任指揮者  山田 靖了
 合唱曲の詩人から色々な考え方や教えなどを教わってまいりました。
 坂村真民さんの詩からは、「人はどう生きたらよいか」との命題と「生きる希望、勇気、力」を与えられます。日頃安穏としているだけに、「二度とない人生」を考えさせられ、いま「言葉の重み」と対峙しています。
 2002年に生まれた女声合唱曲「二度とない人生だから」は曲の美しさと坂村真民さんの優しい詩に魅了されて長い間歌われています。やっと2007年7月に混声合唱が出版されました。

 折りも折り、「この曲は中学生にも歌われているようです。詩自体が老若問わず、どの世代にも響くものをもっていると思います」とのメッセージを作曲者鈴木憲夫先生からいただきました。
 ところで、3月まで放映のNHK朝の連続ドラマ「ちりとてちん」で次のような印象的場面がありました。


 塗箸職人の和田正太郎が孫の小学生 喜代美(後の若狭)に話しかけるシーン。
 「塗りの箸の作り方知っとるか。人間も箸と同じや。といで出てくるのは、この塗り重ねたもんだけやな〜。一生懸命生きてきてさえおったら、悩んだことも落ち込んだことも、きれいな箸になって出てくる。お前のなりたいもんになれる。お前はぎょうさん笑え。一回きりの人生や。ぎょうさん笑ったほうがええ」
「おじいちゃんの言葉を頼りにずっと生きてきたんです」成人した若狭が述懐します。
ここでも「二度とない人生」を考えさせられました。


 今回は、信長貴富による洒落た編曲「7つの子供うた」、メンバーそれぞれが想いを込めた「二度とない人生だから」、グノーの「「聖チェチーリアのミサ」(全曲)には、新鮮な気持ちと新しい出会いをもって取り組んでまいりました。「みんなで歌いましょう」では、どうぞ声高らかにお歌い下さい。「ぎょうさん歌え!一回きりの人生や!ぎょうさん歌ったほうがええ!」です。
 今日まで多くの方々からご支援をいただきました。衷心より厚くお礼申し上げます。ソリストの高野さん、鏡さん、小原さん、エレクトーンの武澤さん、そして今回ピアノを弾いてくださる及川理子さん、5人の方からは、感性あふれる豊かな音楽で一層の色彩を添えていただきました。

 今回もまた、岩手大学教授佐々木正利先生からは特段のご支援をいただきましたし、岩手大学の学生さんからは青春真っ盛りのエネルギーをもらい、一般参加の高橋さん、内澤さんにもご一緒いただき、熱い「グノーのミサ曲」を演奏できる事になりました。

 「二度とない人生」、今年も元気に演奏できる幸せと喜びをかみしめております。
 どうか今後とも何かとご指導ご支援下さいますようお願い申し上げます。
※坂村真民 (さかむら しんみん 1909〜2006)
Program <第T部>   
T 7つの子ども歌      信長 貴富   編曲
1 一番はじめは わらべうた
2 通りゃんせ わらべうた
3 江戸の子守歌 わらべうた
4 ずいずいずっころばし
5 三地方の子守唄
  天満の市は 大阪地方の子守唄
  寝ろじゃ寝ろじゃ 青森地方の子守唄
  五木の子守歌 熊本途方の子守唄
6 あんたがたどこさ わらべうた
7 てぃんさぐぬ花 沖縄わらべうた
U 混声合唱組曲 二度とない人生だから       坂本真民 作詩 鈴木憲夫 作曲
1 念ずれば花ひらく
2 花・ねがい
3 妻を歌う
4 つゆのごとくに
5 からっぽ・サラリ
6 こおろぎ
7 二度とない人生だから
V みんなで歌いましょう
皆さん、どうぞステージの方へお上りください!
ステージの上で思いっきり歌いましょう
会場の皆さんも大きな声でお歌い下さい。
Program <第U部> 
W 聖チェチリーア荘厳ミサ曲 より      
MESSE  SOLENNELLE  ST CECILIA MASS
Charles Gounod (1818-1893) 作曲
KYRIE (憐れみの賛歌)
GLORIA (栄光の賛歌)
CREDO (信仰宣言)
Offertoire (奉献誦)
Sanctus (感謝の賛歌)
Benedeictus
Agnus Dei (平和の賛歌)
ソプラノ 高野こずえ
テノール 錦  貴之
バリトン 小原一穂
エレクトーン 武澤えりこ
指揮 山田靖了
ピアノ 及川理子

本日ははお聴きいただきましてありがとうございました。
沢山のお客様とともに過ごした時間もこれで今日はおわりです。じゃ〜ね またの機会に〜